受けた恩は返したくなる返報性の心理

心理的報酬という考え方が、心理学にあります。
これは、"自分だけ心理的報酬を得ているという状態を避けようとする心理"のことを言います。
言い換えると、"受けた恩は返したくなる心理"ということです。

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自分の希望につきあってもらっている、いつも自分のお願いばかりしている、というように、毎回一方的に相手へお願いしている状態というのは、何となく後ろめたい気分になるものですよね。

類似性がある人と一緒にいるということは、心理的な負担が軽くなります。
そして相手にも心理的負担をかけずにすむことが多いと思われます。

例えば、あなたの趣味がテニスだとします。
あなたが好きになった人が、テニスが好きでないとしたら、その人をほったらかしにしてテニス仲間とコートに行くことになるかもしれません。
または強引に、好きな人をテニスに誘うのかもしれません。
しかしどのパターンについても、心理的な負担は大きいですよね。

こういう観点から、人は類似性がある人に好意を持ちやすいと考えられます。
無理して、自分のことにつきあってもらうことがなければ、お願いやお誘いがしやすいものなのです。

返報性(恩を返したくなる心理)という心理は、感情のバランスを取ろうとする心理です。

無理なお願いや頼みごとばかりしているというような状態では、相手に負担をかけてしまうので、なにか相手が喜ぶことをしなくては、と考えてしまいます。
これが、自分への心理的な負担を軽減しようとするための、「感情バランス」の働きなのです。

しかし、より直接、心理的に恩を受ける状態もあります。
「好意」を受けるという場合などです。

『好意を受ければ、好意を返す』や、『好きになれば、好きになってもらえる』などのように、心理的な「ギブ&テイク」を行おうとします。


これを、「好意の返報性(または互恵性)」と呼びます。


つまり、「好意感情のバランスをとろうとする」心理作用のことです。
簡単に言うと、好きになってくれる人を自分も好きになる、というような心理です。

好意のギブ&テイクというのは、特に恋愛関係の基本なのです。
もしも気になる相手に恋人がいないのなら、あなたの気持ちを伝えることで恋愛に発展する確率は案外高いのです。

自分が相手から好かれていることが分かれば、自然とその人を無視出来なくなります。そのように相手を気にしているうちに、だんだん好きになっていくのです。


返報性という心理は、恋愛はもちろん、人間関係の様々な心理に影響します。
「自己開示をすると好意的になる」という経験を今までしたことがある方もいらっしゃると思いますが、これも返報性の影響によるものです。

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